本谷右俣・黄金平の紅葉・・・③
2013年 10月 07日
おまけに天狗原のコルまではバリエーションルートです。
私の持っているヤマケイのアルペンガイド「上高地・槍・穂高」の本の中にもこのルートが紹介されております。
「知られざる槍・穂高主稜線への静寂なルート」・・・横尾谷右俣から天狗原のコル
本の記事より・・・横尾谷は南岳の懐深くに源を発し、日本アルプス探検期にあっては、かのウエストンとその一行がこの谷に入り、天狗原を経由して槍ヶ岳に登ったという歴史的な意義を持つ登路である。・・・
ウエストンが上高地入りしたときに歩いた島々谷からの道は、昨年を入れて2回歩いている。
90回目:10月3日(木) 天気:晴れ
ルート:横尾山荘(4:40)→本谷橋(5:56)~朝食~涸沢出合(7:31)→趣きのある岩
(8:17)→二俣(8:50)→大岩(9:51)→黄金平(10:52~11:33、昼食)→
カールの底(12:12)→天狗原のコル(14:02)→天狗原(15:22~15:30)
→南岳(15:51)→南岳小屋(16:02)
横尾山荘をまだ真っ暗な中を出発し、ヘッドランプを付けて歩きます。
沢沿いに歩きますが、時々巻き道らしき道もあり、残置ロープもあるので、それを辿って歩く。
一息ついたところで、朝食です。しばらく歩くと涸沢出合に到着。(何の標識もありません)
右へと行きます。黄葉がとっても綺麗!!
まだお花が咲いていました。目標となる趣きのある岩(ケーキ岩??)が見えてきました。
目標の岩を過ぎると、屏風岩も同じ目線の位置にあります。
8:50 二俣に到着。右側の沢をそのまま進みます。
二俣に着いた時点で右岸に渡っていればよかったのですが、進んで行くと右側に岩かべがあり、水は小滝のようになってゴーゴーと流れています。飛び石がありますが、石は滑り易く危険です。
高巻きしようと草付きを這い上がろうとしましたが、これも左側に落ちると頭から川の中へ。
川幅が狭くて、水量の少ないところをバックして探します。結局二俣の地点まで戻りました。
難関だという大岩に着きましたが、私たちには手前の渡渉の方が大変でした。
大岩からは左岸を進み、左側に立派な滝が見えています。紅葉に映えてとっても素晴らしい!!
滝を過ぎて(10:05)、沢の小滝を二つほど過ぎると、本谷カールに到着。
まさに黄金平の名にふさわしいところです\(^o^)/
黄金平にて黄葉を堪能しながらランチタイム。贅沢です。静かです。誰にも遇いません。
涸沢の喧騒を想像してしまいます^^ ほんとに静かなひと時が過ぎています。
目が「まっきっき」になるはずですね~(*^^*)V
素晴らしい~
身体の中も外も、黄疸になりそう(笑)
行かれた方の記事を見るとビバーグされた方もいたようです。
一応、ツェルトも携行していましたが、早朝より歩いて正解でした。
けど、ど真ん中で寝てみたい心境でした(^_-)-☆
このルート、地図には記載されていません。
けど行ってみたいな~~が募って、決行となりました。
事故もなく無事に帰ってきました。
これからはくじゅうの紅葉巡りで忙しくなりそうですね(^_-)-☆